投資理念

トータスパートナーズは、非上場(未公開)企業を投資対象としたヘッジファンドです。非上場の優良株式会社を見出し、株式を取得するだけでなく、当社の強みを活かして企業の経営改善や課題解決に寄与し、投資先に付加価値を提供し価値を最大化すると共に、我々自身や出資者に最大限の利益が還元されるよう注力します。

 

なぜ非上場(未公開)企業なのか

トータスパートナーズが非上場(未公開)の株式会社を投資対象としているのには大きく3つの理由があります。ヘッジファンドという規模、資金力、(大株主としての)立場を活かし非上場の企業に投資することは、当社や出資者の利益に繋がるだけでなく、日本経済の課題解決にも繋がります。

 

隠れた優良企業が多い

日本で上場している企業は、2019年1月現在で3,600社近くありますが、非上場(未公開)の株式会社は約250万社もあります。つまり、上場株式のみで売買をする場合と比較し、非上場企業に対象を広げることで、投資の選択肢は500倍にも広がるのです。

もちろん、その中には上場に至らない規模の企業や、創業間もない企業も存在していますが、上場する必要のない資金の潤沢な老舗企業なども数多く存在します。
(飲料品メーカーの「サントリー」、旅行代理店の「JTB」、和菓子の「とらや」、お菓子の「LOTTE(ロッテ)」など、誰もが知るような大企業にも、非上場のものは少なくありません)

このように選択の幅を広げることで、より多くの選択肢の中から優良な企業を探すことができます。

 

競争が加熱していない

非上場(未公開)の株式の多くは、その創業者や関連企業、親会社などが取得しています。株式市場で取り扱われていないそれらの株式を取得するためには、株主と直接交渉し、相対取引によって株を取得しなければなりません。

個人投資家にとって難しいことはもちろんですが、特に中小企業を対象とした場合、海外の投資家なども、なかなか参入することができません。したがって、必然的に投資家の数が減少し、競争が加熱することなく、優良な企業の株価も割安に取得しやすくなります。

 

不安定な市況に左右されない

非上場の株式は、当然のことながらマーケット(公開株式市場)の影響を受けにくいという特徴があります。上場株式は、日経平均のみならず、NASDAQやダウ(S&P500)など、アメリカ経済をはじめ世界中の経済情勢に左右される可能性があります。結果、投資先の企業の業績が安定していても、リーマンショックのときのように株価が大きく上下する可能性があります。

非上場(未公開)の株式は、マーケットの影響を受けにくいため、どんな経済情勢下においても安定したパフォーマンスが期待できます。

 

トータスパートナーズが提供する価値

地方の中小企業が抱える問題の一つに、経営者の高齢化とそれに伴う後継者問題があります。日本にある株式市場の約半数は経営者が60歳を超えているにも関わらず、そのうちの約半数で後継者が不足しているという問題を抱えているのです。

しかし、後継者が不在という課題を抱えていても、事業そのものは順調であり黒字経営の優良企業は決して少なくありません。この地方で埋もれてしまいそうな優良企業を見つけ出し、投資するだけでなく、株主として課題の解決に積極的に寄与し、投資先、ひいては我々や出資者の利益が最大化されるよう努めます。もちろん、後継者課題のみならず、ありとあらゆる経営課題に対して、各分野のプロフェッショナルが最善を尽くします。

地方の中小企業こそが、日本経済を支えており、地方経済の活性化こそが、日本経済の回復と発展、そして国力の強化に繋がると考えます。トータスパートナーズは投資を通じて利益を追求するだけでなく、投資先の企業の価値の最大化、そして日本経済の発展に寄与します。

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